ボレアス鯖で航海中の紳士海賊Miguelの紳士的生活をレポートしていきます。 果たして、海賊の名に恥じない残虐行為をしていくことができるのでしょうか…ミ(ノ`∀´)ノゲ

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2009-07-05 Sun 03:48
紳士海賊物語~第1話「遭遇」~
いつも海は穏やかだった。
そして、いつもの様に私は獲物を吟味していた。

ところが、その日は違った。
平和な街で武装した女が一人。

ただでさえ、ヨーロッパ人は目立つアフリカの街。
その女は普通ではなかった。

追われる身であることは十分認識していた。
しかし、ここまで追ってくる者などこれまでにもいなかったし、何せここらは無法すぎて打ち捨てられた、ある意味、平和な街なのだ。

私は、声をかけた。もちろん、懐のナイフは引き抜いた上でだ。

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虚をつかれた様だった。
女は私に気づき、敵意に満ちた目で睨みつけたのだ。
私は思わず口を滑らせてしまった。

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私の言葉にかぶせるように女が言う。
仕方ない、顔が割れているならば逃げても仕方ない。

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女が視線を外した先にあったのは、なんと戦列艦であった。
またも女が言葉をかぶせてくる。くっ、少しは話を聞け。

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次に女が発した言葉をすぐには理解できなかった。スペイン語訛の英語のせいか。
じゃ、ジャマイカ??


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しかも途中で海賊に襲われたらしいことを言い放った。
どうやら私も甘く見られたものだ。

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間髪いれずに女が言い放つ。私は一瞬自分の耳を疑った。
「か、カサドールだとお?」


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こんな状態でよくここまで来れたものだ。しかし、討伐しに来たとあっては黙って見逃すわけにはいかない。

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き、聞け!女よ。これ以上、私の言葉にかぶせるな。
完全に相手のペースに乗せられているようだ。
だが、私は紳士海賊としてこれ以上黙っているわけにはいかなかった。

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船員がみな何がしか嫌な予感を感じたのであろう。
酒場の荒くれどもも押し黙っていた。
まあ、いい。あの船を使うまでもない。
私は、狩猟船で出港した。

011.jpg

女はとにかく言葉を発し続けた。
睨み合う船上の声でさえ、こちらに聞こえてくるのだ。
徐々に私は、相手の動きを読んでいった。

機雷を投下。
煙幕弾を装填。
船首に撃ち込む。

一連の命令を下す。
いつもやっていることだ。

だが、さすがに戦列艦。
煙幕弾など傷さえもつけれない。
だが機雷はどうだ。

予想通り、船底は手薄だ。
赤い鉄の塊が揺れている。
女の動揺も伝わってくるようだ。

時計回りに旋回、相手を誘い込む。
機雷が破裂。いい感じだ。

これで次の機雷と共に船首にありったけの弾を撃ち込め。
戦列艦といえどもひとたまりもないだろう。
だが、予期しない事態が起こった。

「キャプテン、弾がありません!」
「なに?!」

私も焼きが回ったものだ。
相手の耐久力を侮っていたようだ。
戦列艦から轟音が響き渡る。
まずい、直撃弾か。

「急速回頭!機雷源に誘い込め!」
すぐ上を砲弾が横切る。

状況はよくない。
「総員、白兵戦用意!」
「刃を持たぬものはオールで叩け!」

戦列艦の巨大な体躯が迫る。
いまだ!次々と部下が切り込む。
これで勝負はついた。

しかし、勝利の女神はすでに私を見放したようだった。
スペイン人の女が視界に入る。なんだ、あの笑みは。

「キャプテン、敵が一斉に引いていきます!」
「船底に穴が空きました!」

「しまった!!!」
ガレー船の装甲は低い。
「これが狙いか!」

こちらが応急処置を施す前に、轟音が鳴り響いた。
私は船尾から振り落とされそうになりながらも、なんとか状況を掴もうとした。


完全なる敗北であった。
傷ついた部下と、折れたマスト。
至る所でうめき声が聞こえる。
その瞬間、私は意識を失った。


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目が覚めると、そこは見慣れた街だった。
私を見下ろす女がいる。
こいつ・・・。

「成敗してやった。」

そう、勝利宣言をされたのだ。
立ち上がり、女に背を向ける。
名前を聞いといてやろう。
カリンか。。。

傷が癒えたら、次は私が沈めてやる!
「おぼえていろ!」




013.jpg

私は、乗組員を集め、直ちに訓練を開始した。
「フォックスの船旗をあげよ!再び夜明けの時だ!!」

こうして私たちの長い戦いが始まったのであった。
そうだ。
光と闇は共存できない。

014.jpg













「キャップテーン」
「ん、なんだ?イクバール。」
「軍資金が足りませんぜ~。」

「ふっ」

待っていろ!花凛!!








ロンドンのミゲル邸
「ハワード、キャプテンから手紙が届いた。」
「ほほー、元気にしてるのかな?」
「今日も一隻スペイン船、沈めたらしいぜ。」
「はははは!さすが提督。ということは明日は記者発表だな!」
「ハワード、その件なんだが、、、」
「分かっている!分かっているとも!!だから涙を拭いてくれ。。。だってそう言うしかないじゃないか!」

こうしてロンドンの平和な夜は更けていく。



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別窓 | 紳士海賊物語 | コメント:6 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント
[]
 おおっ!物語だ。
 シリーズ物なのか?と思っていたら、ちゃんとカテゴリー分け準備されてるし‥‥

 これは大河な予感。
2009-07-06 Mon 08:31 | URL | 悪い海賊 #o/PXu/q6[ 内容変更]
わるかいさん、おひさ!
大河かどうかはわからないけど、これはヒーローもんだよw
主人公はね。。。。

ちなみにわるかいさんにも登場してほしいというか、わるかいさんの物語の方がそれっぽいかもw
画像の加工とか絶対マネできんww
2009-07-06 Mon 17:43 | URL | 紳士海賊 #-[ 内容変更]
[]
こ、ことごとく言葉がかぶって・・・
フフンそれも作戦のうちナノヨ><

続くといいなーw

ほら、途中で終わってるのとかあるし。。。
え?ほじくりかえすな?w
2009-07-06 Mon 19:13 | URL | カサドールもどきw #Y17400wE[ 内容変更]
つ、続けたい。。。

しかし、君をライバルにしたストーリー上、なんらかの関わりがないと書けない気がするのは気のせいか。。。

途中で終わってるやつ?
ふっ、忘れたな。
2009-07-06 Mon 23:48 | URL | 紳士海賊 #-[ 内容変更]
花○さんのとこからひょっこり来ました!!
おもしろっ@@;
って思って思わずコメですm(__)m

続きが気になるッス!!
巨編、楽しみにしてますww
2009-07-10 Fri 10:08 | URL | りょーちん #-[ 内容変更]
初コメに感謝いたします!
そしてようこそ。

いつも期待を裏切り続ける更新度なので、今回はがんばります(ノ`∀´)ノ

花凜ちゃんをヒーローにするはずのストーリーが、、、
徐々に独白に近くなって来ていたり、、、

出会ったら遊びましょう。
そしておいしいネタを頂きましょう。
2009-07-11 Sat 02:12 | URL | ミ(ノ`∀´)ノゲ #-[ 内容変更]
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