ボレアス鯖で航海中の紳士海賊Miguelの紳士的生活をレポートしていきます。 果たして、海賊の名に恥じない残虐行為をしていくことができるのでしょうか…ミ(ノ`∀´)ノゲ

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2009-07-11 Sat 02:08
紳士海賊物語~第3話「戻ってきた日常」~
時間というものは都合がいいもので、
討伐事件以来、ようやく日常が戻ってきた。

「そこの船、停船せよ!」

この呼びかけに対し、多くの船は停止する。
皆無用な血を流すことは望んでいないのだ。

私は、ある特定の国家に恨みがある訳でもないし、
かといって英国の国益を考えて海賊をしている訳でもない。
ましてや、日々闘争の中に身をおくほどストイックで野蛮なタイプでもない。

単純に生計を立てる為である。
友人の中には真面目にビジネスをこなし、巨万の富を得たものも少なくはない。

しかし、フィリバスタという海賊が職業である以上、私のビジネスはあくまで収奪になるのだ。

02_20090710024757.jpg


もう一つ、海賊行為を続けるのには理由があった。

あの女の所在を掴む為だ。
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2009-07-08 Wed 02:28
紳士海賊物語~第2話「予感」~
嫌な流れというものは引きずるものだ。
あの花凛という女に出会ってからというもの、
私の持っていた流れというものが一気に変わってしまった。

不思議なもので海賊にもルールがある。
「一度討伐されたものは、一定期間海賊行為を働いてはならない。」
この様だ。

01.jpg



海に出るなり、私を横目に商船が悠々と船出していく。
私はこの街では海賊というよりは、用心棒として慕われていた。
はずだった。。。あいつが現れるまでは。

討伐されてから、住民の私への視線は、好意から敵意に変わっていったのだ。
皮肉なものだ。討伐される前の方が評判がいいとは。

一方でロンドンでの噂も気になった。
「紳士海賊が生きていた!」
「いや、紳士海賊もどきに違いない。」
というものならばともかく、

「スペイン人の女相手に逃亡した!」
「借金取りの女に泣きすがったあげくに討伐された。」
だの、
「紳士海賊という名を売って、もう貧死状態らしい。」
とか、ひどいものは、
「スペイン人の女は元恋人で、逃げられたことを逆恨みし、襲撃したにも関わらず敗北した。」
という、思わず笑ってしまうほどのものもあった。
あの女、去ってなお、私にダメージを与え続ける。。。
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2009-07-05 Sun 03:48
紳士海賊物語~第1話「遭遇」~
いつも海は穏やかだった。
そして、いつもの様に私は獲物を吟味していた。

ところが、その日は違った。
平和な街で武装した女が一人。

ただでさえ、ヨーロッパ人は目立つアフリカの街。
その女は普通ではなかった。

追われる身であることは十分認識していた。
しかし、ここまで追ってくる者などこれまでにもいなかったし、何せここらは無法すぎて打ち捨てられた、ある意味、平和な街なのだ。

私は、声をかけた。もちろん、懐のナイフは引き抜いた上でだ。

001.jpg
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